同窓会この10年

2014年09月01日更新

はじめに

秋田高校の草創期

 秋田高校の創立については「明治6年9月1日 秋田市東根小屋町日新学校内に洋学科を増設、洋学校と称する。これが本校の濫觴である」と『秋高百年史』に記されている。以降、教育制度や県の方針を受けて校名の変遷はあったものの、文武両道・自主自律を標榜し、多くの優れた人材を世に輩出し、140年の月日を経て現在に至っている。

 公私立あわせて現在5千を超える高等学校が全国に存在する中で、その創立は屈指の伝統校(藩校からの継続を除く)として現在も輝いている。

秋田高校同窓会の黎明

 同窓会の創立については『秋高百年史』に「秋田中学校の同窓会は、大正四年八月二十二日に発会式が行なわれた」と記されている。設立について、同窓会館資料室に当時の校史資料が残っている。その中の設立趣旨の一文を紹介する 

秋田縣立秋田中学校同窓會設立趣旨

 我が秋田中学校は創立年久しく其の濫觴を訪ぬれば遠く明治六年に遡る 爾後多少の變遷を経て秋田中學校の名を冠せしより以来既に三十三星霜を閲せり 其の間斯の校に學ぶ者無慮三千業を卒へたる者一千二百有余名 然るに秋田中學校は其の歴史の長きと人材を出すの多きこと此の如くなるにも拘はらず未だ同窓曾の設有らざるが為學校と卒業者との連絡を缺き同窓相互に旧好を尋むるの便を得ざるは生等の常に遺憾とする所なり 今や時勢の進運は人材を要すること最も急なるものあり

 而して人材の養成は縣當局の施設及び學校當事者の努力に待つこと勿論なるも卒業者及び其の他の関係者が學校と気脈を通じ断えず後進を推引奨励するに非ずんば恐くは其の效を全ふするを得ざらん 且つ夫れ同窓相曾して既にを談じ将来を話するとき知らず識らず清新溌刺たる理想を生命とせる青年に復歸するが如きは人生の快事にして亦必要事たらずんばあらず 意ふに小學より大學に至るまで同窓曾の設有らざるもの鮮し 秋田中學校同窓曾の宜しく在るべくして未だ在らざる所以のもの蓋し機緣未だ熟せざりしが爲めのみ 這囘有志相謀り秋田中学校同窓曾を設立せんとし生等叨りに發起人の名を辱しむ 冀くは卒業生諸君は勿論嘗て一たび同校に學びし諸彦奮ふて賛同せられんことを聊か設立の趣旨を陳ぶると云爾

  大正四年八月一日

 趣旨文の後に、創立130周年に発行された『先蹤録』に載る7名を含む40名が発起人として名を連ねている。

 大正4年8月22日に開催された第1回同窓会大会の様子について『秋高百年史』は「八月二十二日午後二時三十分より母校において開催、式場にあてられた雨天体操場は万国旗で装飾し、幔幕(まんまく)を四方に繞(めぐ)らして…(中略)…発会の経過が詳細に報告された」と記している。

10年の歩み

 平成15年9月1日、午後2時から「秋田キャッスルホテル」で創立130周年記念祝賀会が行われた。午前中の式典の記念講演者佐々木毅東大総長をはじめ、地元選出国会議員、県議会議員、県教育委員会、秋田市、秋田高校現職員ならびに旧職員、PTA関係、同窓会員等、430人に及ぶ盛大なものであった。
(同窓会だより第72号より)

 時の同窓会長は丸山健氏で校長は4月に赴任した菅原洋氏であった。130周年記念式典日以降現在に至るまで、年度別に同窓会の活動を中心とした主な出来事をまとめてみた。

平成15(2003)年度

  • 10・5 通常総会の役員人事案件で丸山健会長、小玉得太郎副会長、井上房子副会長が勇退を表明。新たに辻兵吉氏が新会長に推挙され、全会一致で承認された。記念講演ではレリアン元常務長谷山律子氏(昭和36卒)が「男と女が生きる」と題して講演した。
  • 2・2 同窓会入会式(母校大体育館)。新入会員、358名。大森山動物園園長の小松守氏(昭和46卒)が激励の言葉を述べた。

平成16(2004)年度

  • 4~5月 各常置委員会
  • 5・11 当番年次会議
  • 5・27 会計監査
  • 6・14 第1回役員会(シャインプラザ平安閣)。昨年度の事業報告をはじめ詳細な各委員会報告など活発な意見交換を行った。
  • 7・16 第1回理事会(栄太楼旅館)。70名出席。
  • 8・15 通常総会(シャインプラザ平安閣)。140名出席。記念講演ではNHK天気予報の顔、高田斉氏(昭和38卒)が「気象キャスター人生」と題して講演した。
  • 12・7 第2回理事会(弥高会館)。90名出席。辻会長、菅原校長の挨拶の後、議事に入った。会費未納に端を発し、財政緊迫著しいことから、ホームページの再立ち上げと、同窓会だよりの発行年3回を2回とする案などを検討した
  • 2・1 同窓会入会式(母校大体育館)。新入会員357名。県議会議員加藤義康氏(昭和47卒)が「良質の自己規制を」と題して激励の言葉を述べた。

平成17(2005)年度

  • 2・21 常置委員会合同会議(栄太楼旅館)。昨年末の理事会の意見を受け、ホームページの再開と同窓会だよりの発行を年2回とすること等で合意した。
  • 4・1 平成15年4月から2年間、同窓会事務局長を務めた佐藤晋氏(昭和30卒)が3月末日をもって退任。後任として平成5年から13年まで母校に在職した仙波昭彦氏(昭和38卒)が就任した。
  • 5・2 ホームページ、リニューアルオープン
  • 4~5月 各常置委員会、当番年次会議
  • 6・2 会計監査
  • 6・9 第1回役員会
  • 6・27 第1回理事会(栄太楼旅館)。73名出席。6月9日の役員会での検討事項を中心に話し合われた。「だより」発行は年2回。節約分200万円のうち100万円は同窓会基金に繰り入れる。ホームページ再開に伴い委員会を構成し、運営していくこととした。
  • 8・21 通常総会(シャインプラザ平安閣)。130名出席。通常の案件に加え、3年に1度の役員改選では、辻兵吉会長以下5名の副会長が全会一致で承認された。〈副会長 山谷浩二氏(昭和20④卒)、豊口祐一氏(昭和34卒)、高橋智徳氏(昭和40卒)、藤盛節子氏(昭和43卒)、菅原洋氏(昭和40卒)〉。「だより」の発行回数、様式の変更ならびにホームページの運営については理事会の決定どおり承認された。記念講演では軍縮担当国連事務次長阿部信泰氏(昭和39卒)が「転機に立つ国連と日本」と題して講演した。
  • 12・2 第2回理事会
  • 2・1 同窓会入会式(母校大体育館)。新入会員357名。無限堂代表取締役大島千明氏(昭和49卒)が激励の言葉を述べた。

平成18(2006)年度

  • 4~5月 各常置委員会
  • 6・1 会計監査
  • 6・5 第1回役員会(シャインプラザ平安閣)
  • 6・28 第1回理事会(ホテルメトロポリタン秋田)。80名出席。
  • 8・20 通常総会(シャインプラザ平安閣)。120名出席。報告・議案は原案どおり承認された。また、事務局から個人情報に関する「同窓会における個人情報取扱い規程」および「本会における個人情報の取扱いについて」の両案が提出され、いずれも承認された。記念講演では国立天文台ハワイ観測所助教授、林左絵子氏(昭和52卒)が「宇宙の彼方に地球の生い立ちを探る」と題して講演した。
  • 11・14 第2回役員会
  • 12・4 第2回理事会
  • 2・2 同窓会入会式(母校大体育館)。新入会員315名。秋田ノーザンブレッツ監督の新出康史氏(昭和56卒)が激励の言葉を述べた。

平成19(2007)年度

  • 4~5月 各常置委員会、当番年次会議
  • 5・30 会計監査
  • 6・4 第1回役員会(シャインプラザ平安閣)。事務局・各委員会からの原案を承認。
  • 7・2 第1回理事会(秋田キャッスルホテル)。84名出席。財政委員会から「だより」を入札にした結果、武内印刷が落札(3年契約)したとの報告があった。
  • 8・19 通常総会(シャインプラザ平安閣)。120名出席。報告・議案は原案どおり承認された。記念講演では神奈川臨海鉄道常務取締役の三木彬生氏(昭和34卒)が「IC切符カード開発の裏ばなし」と題して講演した。
  • 11・12 第2回役員会(シャインプラザ平安閣)。後期事業等について報告。名簿委員会からは、住所判明者が2万612名(判明率71・2%)となったほか会員名簿第39号の予約頒価を3880円に決定したことなどの報告があった。
  • 12・3 第2回理事会(イヤタカ)。71名出席。柴田義弘校長の教育功労章(文部科学省)受章が紹介された後、すべての報告・議案が原案どおり承認された。
  • 2・1 同窓会入会式(母校大体育館)。新入会員315名。弁護士の古谷薫氏(昭和63卒)が激励の言葉を述べた。

平成20(2008)年度

  • 4~5月 各常置委員会
  • 6・3 会計監査
  • 6・9 第1回役員会(シャインプラザ平安閣)
  • 7・5 同窓会第8代会長辻兵吉氏が逝去。享年82歳。平成15年10月に就任以来4年9か月にわたり会長を務め、同窓会発展のために尽力した。また、辻会長は秋田商工会議所会頭・県商工会議所連合会長を長く務めるなど秋田県経済界のリーダーとして活躍する一方、日本バスケットボール協会会長・秋田県体育協会会長等も歴任、スポーツ振興にも功績を残した。
  • 7・7 第1回理事会(秋田ビューホテル)。辻会長に黙祷を捧げた後、山谷浩二副会長が会長代行として挨拶、次いで新任の菊谷一校長が、新任管理職2名を紹介するなど学校の現状を説明した。報告・議案は原案どおり承認された。最後に副会長増員の人事案件が提案され、三浦廣巳氏(昭和44卒)の就任が承認された。
  • 8・17 通常総会(シャインプラザ平安閣)。120名出席。山谷浩二会長代行が辻会長の死去を受けて今後の運営について協力を求める挨拶をした後、菊谷校長が進学や部活動など学校の現状について説明した。続いて議事に入り報告・議案は原案どおり承認された。次に全国植樹祭(北秋田市・北欧の杜公園)の式典会場を設計した建築家安藤忠雄氏が講演をした。最後に役員改選が行われ、選考委員会を経て推薦された9人の役員人事を議題とした。その結果、推薦どおり新会長には弁護士の豊口祐一氏(昭和34卒)、副会長に山谷浩二氏(昭和20④卒)・高橋智徳氏(昭和40卒)・藤盛節子氏(昭和43卒)・三浦廣巳氏(昭和44卒)・菊谷一校長(昭和45卒)、監事に久米田和太郎氏(昭和38卒)・鎌田壽氏(昭和42卒)・高橋正毅氏(昭和45卒)の各氏が承認された。
  • 記念講演では映画監督成田裕介氏(昭和46卒)が「映画監督って何だ!」と題して講演した。
  • 9月  会員名簿第39号発行
  • 11・14 第2回役員会(シャインプラザ平安閣)
  • 11・22 水戸一高130周年記念式典に会長・事務局長が出席。
  • 12・5 第2回理事会(イヤタカ)
  • 2・2 同窓会入会式(母校大体育館)。新入会員321名。秋田大学准教授の河村希典氏(平成2卒)が激励の言葉を述べた。

平成21(2009)年度

  • 4~6月 各常置委員会
  • 6・2 第1回役員会(シャインプラザ平安閣)。報告・議案は原案どおり承認された。同窓会活動の活性化については合同委員会で話し合い、今後も検討していくことになった。
  • 6・3 会計監査
  • 6・4 常置委員会合同会議
  • 7・3 第1回理事会(秋田キャッスルホテル)。90名出席。豊口会長が今後も同窓会活性化対策の検討を続けるほか、次年度以降通常総会の時期を早めたいと考えていると挨拶、続いて佐藤健公副校長から学校の現状報告があった。この後各常置委員会から事業計画等の説明があり原案どおり承認された。
  • 8・16 通常総会(シャインプラザ平安閣)。129名出席。豊口会長からは理事会での内容に加え、同窓の絆の重要さや会費・だよりの今後についても触れた挨拶があった。菊谷校長からは在籍・進路状況等についての説明に続き校舎の耐震工事が終了したこと、東京大学総長佐々木毅杯を「知の探究コンテスト」として行っていること、京都市立堀川高校との交流を進めていること、新入生を対象とした学習に関する全員合宿を実施したこと等の報告があった。この後議事に入り、報告・議案は原案どおり承認された。記念講演では、前オーストリア大使梅津至氏(昭和37卒)が「オーストリア、ヨーロッパ、そして日本」と題して講演した。
  • 11・13 第2回役員会(シャインプラザ平安閣)会務報告や後期の日程確認、各委員会の報告・議案は原案どおり承認された。特に総会の時期を早める案については6月開催を前向きに検討することとした。
  • 12・11 第2回理事会(イヤタカ)。76名出席。会長挨拶に続き、菊谷校長から大体育館が改築され12月18日に引き渡されること、これに伴い備品の一部(音響設備)の費用150万円を寄付願いたいとの要請があり、基金から支出することが全会一致で承認された。企画委員会からは会則などの見直し作業を行っていること、財政委員会からは年会費のコンビニ振り込みを次年度から計画している等の報告があった。
  • 2・28 今回から卒業式前日開催となった同窓会入会式(新築の大体育館)。新入会員309名。秋田大学医学部教授の長谷川仁志氏(昭和57卒)が激励の言葉を述べた。入会記念品として携帯ストラップを贈呈。
  • 1・1 仙波昭彦事務局長の後を受けて寺田和夫氏(昭和41卒)が新事務局長に就任した。同氏は平成20年3月まで11年間教諭として母校に在職。

平成22(2010)年度

  • 4月  各常置委員会
  • 4・20 会計監査
  • 4・28 第1回役員会(シャインプラザ平安閣)。豊口会長・菊谷校長からの挨拶の後、各委員会から事業報告があった。このうちホームページ委員会からは同窓会ホームページのリニューアル等について報告があった。また、企画委員会からは会則のほか諸規程についても原案が示され、今後もよりよい方向でまとめていくこととなった。
  • 5・14 第1回理事会(秋田ビューホテル)。役員会での協議内容を受け、会則・規程等の改正案について慎重に審議した。
  • 6・19 通常総会(シャインプラザ平安閣)。初の6月開催となった。120名出席。議案は原案どおり承認された。また、会則・規程の改正についても、16年ぶりの大幅改正案が条件を付して承認された。総会資料には新旧会則を対照化したものを掲載した。記念講演では訪問看護でNHK「プロフェッショナル」に出演した秋山正子氏(昭和44卒)が「在宅ケアの不思議な力―どんな時でも命は輝く」と題して講演した。
  • 9・27 第2回運営委員会(シャインプラザ平安閣)。会則改正により今回から役員会の名称を運営委員会と称することになった。「会則・規程の改正」は総会で会長一任という形になったことを受けて企画委員会からの報告となった。その後、財務処理規程・事務局人事規程・慶弔規程・議事録等についても意見交換がなされた。報告・議案等は原案どおり承認された。
  • 10・8 第2回理事会(イヤタカ)。会務・予算執行等の中間報告があり、報告・議案は原案どおり承認された。
  • 1・2 同窓会支援年次の卒10・15周年記念同期会が開催された。
  • 2・28 同窓会入会式(母校大体育館)。新入会員310名。ケアタウン小平クリニックの鈴木道明氏(昭和59卒)が激励の言葉を述べた。
  • 3・11 東日本大震災が発生、同窓生3名が亡くなったとの報告を受ける。また、被災地域に居住する人々で津波・原発事故の被害によって家族を失ったり、自宅・職場が損壊、あるいは移転を余儀なくされた人々も多数存在した。震災直後から被災地域への支援活動をする人々も多かった。同窓会本部直接という形ではなかったものの、支部・職域・個人として現地を訪れ、被災地支援活動を行った同窓生も多かった。

平成23(2011)年度

  • 4・19 会計監査
  • 4・26 第1回運営委員会(シャインプラザ平安閣)。東日本大震災の犠牲者に対する黙祷の後、会長、新任の高橋貢校長の挨拶。報告・議案の承認後、来年度から母校が1学級減になることや、創立140周年のことが話題になるなど、活発な意見交換があった。
  • 5・20 第1回理事会(秋田キャッスルホテル)。運営委員会で話し合われた内容を中心に審議し、報告・議案等が原案どおり承認された。
  • 6・25 通常総会(シャインプラザ平安閣)。114名出席。東日本大震災の犠牲者と物故会員へ黙祷を捧げた後、校歌斉唱。豊口会長は挨拶の中で被災者へのお見舞い、会費納入に基づく財政基盤確立、秋田市内高校同窓会の発足計画等について言及した。新任の高橋貢校長からは学校の近況とともに昭和21年3月、戦後の混乱期に学校を出た卒業生に対する卒業証書授与式を9月28日に行うことを決めたとの報告があり、出席者の共感を呼んだ。報告・議案は原案どおり承認された。最後に任期満了に伴う役員の改選が行われ、全役員の再任と菊谷一前校長の参与、高橋貢校長の副会長就任が承認された。記念講演では国連テクニカルアドバイザーでグローバルウォータ・ジャパン代表吉村和就氏(昭和42卒)が「世界と日本の水問題を考える」と題して講演した。
  • 9月  各常置委員会
  • 9・26 第2回運営委員会(秋田キャッスルホテル)。通常の報告・議案の承認後、創立140周年について話し合った。概略は、150周年がメインとなるので、140周年は大規模にしない。150周年につなげるための記録は残しておく必要があり、会報・式典・祝賀会・記念誌は計画したい。今後常置委員会、各支部の意見を聞いて進めていくことなどを確認した。
  • 9・28 昭和21年3月修了生の卒業証書授与式が、前期終業式当日母校大体育館で行われた。出席者11名はステージ上で全校生徒が祝福する中、一人ひとり高橋貢校長が読み上げる証書を受け取った。式辞の後、卒業生を代表して高橋昌一氏が65年の歳月を超え、この場に臨んだ感激とお礼の言葉を述べた。女子生徒からそれぞれ一輪の花を贈られ、涙ぐみながらの退場場面もあった。
  • 10・7 第2回理事会(イヤタカ)。85名出席。豊口会長の発言要旨は次のとおり。①寄付金を募ることについて、趣旨、目標額ともまだ定まっていない。②周年記念誌は委員を任命し、早急に凖備に取りかかる。③箱物の寄贈は見送り、代わる事業を今後検討する。④『先蹤録』の続編は相当の時間を要するので発行しない。⑤名簿は同窓生を結ぶ絆であり基本となる財産なので名簿委員会に発行準備をお願いしている。高橋校長からは昭和21年3月卒業生への卒業証書授与式のことや学校の現状について報告があった。他に会務等の中間報告があった。
  • 10・16 若菜会(秋田キャッスルホテル)。62名出席。この日のために制作したDVDが放映され、高橋貢校長は映像を見ながら学校の現状を報告した。次回は2年後に昭和42年卒が幹事となり開催することを決定した。
  • 11・21 「同窓会だより」第90号を通常の16ページに4ページ加えた記念号として発行。昭和21年3月卒業生代表・高橋昌一氏、フィディアホールディングス取締役会議長兼北都銀行会長・町田睿氏(昭和31卒)、作家・西木正明氏(昭和34卒)、読売新聞特別編集委員・橋本五郎氏(昭和40卒)の同窓4名が特別寄稿、それぞれの同期の方々からも協賛があった。
  • 1・2 同窓会支援年次の平成4・9・14・20年卒の同期会が開催された。
  • 1・24 第3回運営委員会(秋田キャッスルホテル)。主に母校創立140周年記念事業について話し合われた。学校側から要望のあったグラウンドの夜間照明、また教育目標を達成するための教育振興基金の創設、募金・記念誌発行・名簿発行等について協議した。
  • 2・29 同窓会入会式。新入会員311名。「アートに関わり生きる」と題して、アートスペース「ココラボラトリー」代表笹尾千草氏(平成8卒)が激励の言葉を述べた。入会記念品は校章メダル付き携帯ストラップ。
  • 3・19 臨時理事会(秋田ビューホテル)。平成25年度の母校創立140周年記念事業計画について審議した。この中で野球場の照明増設事業(約400万円)を前倒しするため基金から1千万円繰り出すことが提案され、承認された。

平成24(2012)年度

  • 4月  各常置委員会
  • 4・23 会計監査
  • 4・26 秋高創立140周年記念事業第1回実行委員会ならびに運営委員会(秋田キャッスルホテル)。理事会・通常総会に諮る議案について話し合われた。
  • 5・15 母校創立140周年記念事業の一つ野球場照明増設工事が完了。
  • 5・21 第1回理事会(秋田ビューホテル)。運営委員会を受け、総会に諮る報告・議案等が承認された。
  • 5・31 「同窓会だより」第91号を発行。
  • 6・7 昭和27年卒卒業60周年傘寿記念同期会から創立140周年募金に30万円の寄付を受ける。
  • 7・1 通常総会(イヤタカ)。過去最多の200名出席。会計や事業計画、周年事業等の報告・議案を原案どおり承認した。記念講演では新日鐵代表取締役副社長の進藤孝生氏(昭和43卒)が「秋田高校時代に得たもの」と題して講演した。
  • 9月  各常置委員会
  • 9・27 拡大財務委員会(秋田キャッスルホテル)。募金・名簿について話し合われた。
  • 10・2 第2回運営委員会(秋田ビューホテル)。会計や事業の中間報告と共に、周年事業の進捗状況等についても報告があった。
  • 10・16 第2回理事会(秋田キャッスルホテル)。運営委員会を経て提案された報告・議案は原案どおり承認された。また、会費納入の伸び悩みを受け、経費節減対策や年次対策等の一層の努力を促す声があった。
  • 10・22 当番年次会議
  • 11・30 「同窓会だより」第92号発行。
  • 1・2 同窓会支援年次の卒10・15・20周年記念同期会が開催された。
  • 2・28 平成24年度同窓会入会式。新入会員311名。草野剛氏(平成10卒)が激励の言葉を述べた。
  • 2・28 年次名簿委員会議(にぎわい交流館)。名簿第40号発行に向け、会員から返却された個人データカード入力のための校正作業を行った。年次名簿委員からは有意義であったとの評価が多かった。