編集後記

2014年09月01日更新

編集後記

ここに「秋高創立百四十周年記念誌」を発行できたことは誠にうれしく、関係各位に心よりお礼申し上げます。

豊口会長より「秋高創立140周年の記念誌を作ってほしい。150周年がメインとなるのでそれへつなげる10年間の記録をきちんと残したい」と話があったのは平成23年10月23日でした。

第1回編集委員会を高橋貢校長をはじめ、副校長出席のもと、学校会議室で開催。その後第2回編集会議を経て、予算、発行部数、スケジュール等確認の上
 ①150周年につなげる10年間の記録
 ②写真などを多用し、ビジュアル的に
 ③校史としての記録、同窓会記録の充実
 ④東日本大震災については必ず触れる
を基本方針とし、これ以降は学校、同窓会でそれぞれ作業を進めることにしました。

巻頭言の祝辞は秋田県教育長、米田進氏(昭和45卒)が快くお寄せくださいました。題字とグラビア校歌は斉藤常雄氏(昭和42卒)の揮毫です。寄稿された方々、ご協力いただいた方々に深くお礼申し上げます。

学校関係は、校務分掌ごとの記録になっています。佐藤一吉副校長にも随分とお骨折りいただきました。校務多忙の中、教職員のご苦労は並大抵ではなかったようです。また、「生徒会・学校行事の記録」はほとんどを生徒が執筆しました。

同窓会編では、秋高は校舎の変遷が激しく、それぞれの学びやには、そこに学んだ人々の青春とその時々の歴史が流れていると考え、学びやごとに執筆をお願いしました。

部活動について、運動部のみならず文化部のOBも活発に活動しており、文武両道の伝統が脈々と息づいていると実感しました。

内容について多くのご意見をいただきましたが、予算・ページ数等の関係で載せきれなかったことも多く、お許しください。

副委員長だった大和宇一氏は、長年新聞社に勤務した編集割り付けのプロでした。記念誌の編集を心から楽しみにしていたのですが、平成24年10月7日逝去しました。まことに惜しい方を失い、哀悼の意に堪えません。謹んでご冥福をお祈りします。

編集に際して引用した大部分の新聞記事につきましては、秋田魁新報社からご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

編集の道標となったのは過去の記念誌です。特に130周年の詳細な編集記録は貴重な資料でした。ありがとうございました。

委員はそれぞれ専門的能力を持ち、フルに発揮してもらいました。それでもご満足いただけない点はあろうかと思いますが、委員の努力に免じお許しください。

いい記念誌を作るためご尽力いただいた秋田文化出版、秋田協同印刷にもお礼申し上げます。

この記念誌が秋高の長い伝統の一部を記録し、今後の新たな伝統を築く一助になってくれることを願ってやみません。

記念誌編集委員長 高島 清子

「秋高創立百四十周年記念誌」編集委員

委員長
高島 清子(昭和33卒)
副委員長
佐々木久吾(昭和34卒)
副委員長
森元 弘毅(昭和62卒)
校正責任者
石井 仁(昭和42卒)
記録・資料収集
伊藤 史(平成3卒)

校内委員

委員長
森元 弘毅(昭和62卒)
副委員長
木村 司(昭和57卒)
委員
倉田 寛行(昭和56卒)
牛丸 靖浩
浦 伸之(昭和62卒)
佐藤裕紀子(平成4卒)
松渕 烈子(平成4卒)

校内執筆協力者

教職員
伊藤 英、小園 敦、川田 信
佐々木ひな子、萩庭千加子、平野 剛
生徒会執行部
佐々木 捷、東海林一樹、布谷みずき
吉田 匠汰、佐藤 千尋、島田 健吾
他執行部員

写真提供

越中谷写真館、岩田写真
秋田高校写真部、佐藤正臣(平成8卒)