硬式野球部、早稲田実業に勝利!!

能代球場が一部改修され、3日から3日間、高校野球の招待試合が行われた。最終日の5日は1915年の第1回全国中等学校優勝野球大会の準決勝で対戦したことがある秋田と早稲田実(西東京)の試合があった。当時は秋田が3―1で勝利しており、この日も秋田が6―1で勝った。右腕の金沢龍介投手(3年)が完投した。

 早稲田実は昨夏の全国選手権で4強入りしており、甲子園をわかせた清宮幸太郎選手(2年)が3番を務めていた。金沢投手は「意識はしていた。スイングが速いので制球ミスはしないようにした」と2安打を許したが、直球主体の強気の投球で連打は一度だけで、計6安打に抑えた。金沢投手は「今日も甲子園のつもりで投げた。いい結果につながった。完投は自信になる」と喜んだ。招待試合には3日間で延べ1万3500人の観客が訪れた。
(朝日新聞秋田版 5月7日付から)