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お知らせにあります通り、同窓会館で企画展「小柳力 彫刻作品展」が行われております。
秋高祭の両日は小柳先生ご夫妻もお見えになり、御来客の方々にもお声をかけてくださってました。

私もいろいろとお話を聞くことが出来ました。
中でも真ん中に展示されている２つの作品、こちらはもともと樹齢500年ものけやきの巨木だったそうで、この樹はやたら穴が開いたりでこぼこしていますが、何でも、中に大小さまざまな石や岩を抱えて育っていたようで、そのため中に大きな穴が空いていたりするようです。そのように障害物を抱えながらも逞しく育っていった樹なので、強く、堅く、チェーンソーで削り落とそうとしても、刃が立たずに何本も駄目にしたこともあったようです。

「樹の一生も人の一生みたいなもので、その樹がどう生きてきたか、見ればそれがよく表れているんだよね。」…と小柳先生はおっしゃいました。
「自然の持つ、神秘的な生命力、ほとばしるほどのエネルギーをどうにかして後に残したい、伝えたい、だから私はこれを形として彫り出すんだ。」
古の時代、人は自然に神を感じ、怖れ、敬い、尊び、愛しました。ひょっとしたらこれも神の一つの姿なのかもしれません。

…それを私の未熟な写真ではまるで伝えられないのが残念です。
みなさま是非、実物をご覧になりエネルギーを味わいにいらしてみてください。(笑)

秋高祭も無事終わりました。

グランドフィナーレでは、秋高祭への様子を撮った写真を幾枚も集めて作った（フォト）モザイクアート『煌』が披露されました。
これを作るのはすごい手間と労力だったことでしょう…、使われている写真だけでも一千枚以上です。

説明するまでもないとは思いますが、「フォトモザイク」、もしくは「モザイクアート」と呼ばれる、大量の写真などを使って一枚の大きな絵に見立てるアート手法の一つです。関わった全ての人の力で一つのことを成し遂げるという、秋高祭に似つかわしい素晴らしいイベントだったと思います。

来年・再来年は 1クラスずつ減ってしまうということですが、負けずに盛り上げていってほしいですね。

最後は恒例の花火大会。夜空にも華が煌めきました。

昨日今日と、母校では秋高祭が行われています。
天気も良く、いつも以上に活気に溢れているようです。
校舎の中でも外でも、たくさんの催し物が行われています。

クラス展示は、今年はやはり東日本大震災、原発、その後の政府の対応などをテーマにした展示が多いようでした。それと何故かユッケと土下座が生徒の興味を引いたようでした。

文化部も一大イベントとあって、それぞれ手の込んだ展示や演出をしています。
3階では秋高祭ポスターの作者の武田亮平君の個展（？）も特別に開かれています。彼のモノクロームなアートデザインは見る人をひきつけるものがあります。
映画やピタゴラスイッチ、お化け屋敷などは行列ができるほどの賑わいでした。

お祭りは楽しいですね。

この日、高校では前期中間試験が行われていました。
また、昭和33年卒の皆様が11名、同期会の打ち合わせでお見えになりました。

そして、卒業アルバムの個人写真の撮影もあり、同窓会館は玄関からホールまでほぼ靴と生徒で埋まるくらいのてんやわんやでした。高校生はほんとに元気です。

中間試験の日ということもあり、昼過ぎともなれば学校は静かになるのですが、
この日も耳を澄ませば吹奏楽部の練習の音と高校球児の金属バットの音が聞こえてきます。

そして7月に入れば秋高祭です。
いよいよ夏がやってきますね。